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エスキモーに氷を売る Ice to tke Eskimos [本の紹介]

マーケティングに関するたとえ話の定番に
こんな話がありますよね。
ニュアンスは合っていると思いますが・・・

「アフリカのある国で、靴が売れるかどうかを調べるため2人の調査員をその地へやった。
はだしの人々を見て
A社員は、本社にこう電報を打った。
「ダメです。誰も靴をはかないアフリカでは靴は売れません。
靴が売れる見込みなし・・・誰も靴をはかないから!」
B社員は、本社にこう電報を打った。
「アフリカで靴が売れる見込みは大きい。
まだ誰も靴をはいていない!
これはチャンスです・・・まだ誰も靴を持ってませんから!」

僕は、いつもBさん的な考え方
チェンジはチャンスだし、チャンスは少ない!
少ない状況かどうかわからないので、とにかくチャレンジする
走りもって考える(考えてると行動できず、時間がもったいないから・・・)

前々から気になっている本があった。
エスキモーに氷を売る Ice to tke Eskimos
興味をひく題名ですよね!
秋の連休に読んでます。

魅力のない商品を、いかにセールスするのか
売れないものは、売れない・・・はずだった。
観客動員数最下位の全米プロバスケットチームを
なんと最弱のまま高収益チームへと変えた奇跡のマーケティング。

どんな分野の、どの商品にも、どの企業にも
適用できる、目からウロコが落ちる驚くべき手法!

第1章に
私たちのほとんどは、最高の商品を、
最大の広告予算を使って、
最良のマーケットに売り込み、
最大のシェアを獲得するといった
チャンスには、まず出会えない。
現実には、ほとんどの場合、私たちの商品には あってはまずいところに欠点や弱点があるものだ。 私たちの仕事は、こうした完全でない商品を首尾よく売り込むことにある

ほんとにもそうだと思いませんか?
ピーター・ドラッガー は、
「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることだ」
と言ってますが、なかなか実践できることではありません。
製品・商品のマーケターは、日々 自社製品をこの目標でやっている訳ですが・・・
なかなかうまくいかない!
今、あるモノも売らないといけない!(過去やってきた結果ですから・・・)
セールスは、売れるモノを作って欲しいと言う。
社内には評論家まがいの人が増え、現実から逃避していく。
当たり前のことだけど、売り込むことが仕事なんだよなぁ~と改めて思いました。

「エスキモーに氷を売る」というのは、あくまで例えみたいなもんで
エスキモーもあざらしも氷も出てきません。
訳文も読みやすいマーケティングの本です。

成績の低迷が続くチーム ニュージャージー・ネッツのチケット売上を
「ジャンプ・スタート・マーケティング」の17項目の原則で一気に好転させた社長兼CEO
ジョン・スポールストラ氏の本
まだ3分の1程度しか読めていませんが、面白いです。
自分のマーケティングに対するヒントになると思います。
2000年の本ですが、マーケティングの本質は変わらない!古くはありません。

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか

  • 作者: ジョン スポールストラ
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本



エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング

エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング

  • 作者: ジョン スポールストラ
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本



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